この記事では、食品加工工場の新設コンクリート床の施工手順を、写真とともに分かりやすく解説します。
現場データ
| 所在地 | [都道府県・市区町村(記載なし)] |
|---|---|
| 用途 | 食品加工工場 |
| 床下地 | 新設コンクリート |
| 面積 | 160㎡ |
| 施工日 | [記載なし] |
| 施工時間 | 2日 |
| 主な使用製品 | P-500プライマー/フロアーシールHQタイプ(アイボリー)/シリカフロアー(アイボリー) |
ビフォー・アフター


課題
コンクリートむき出しのままでは、粉塵の発生や吸水・汚れの染み込みにより衛生管理が難しく、環境面・衛生面で課題がありました。
解決のポイント
- レイタンス除去と清掃で付着性を確保し、P-500プライマーで下地からのエア噴きを抑制
- 側溝内部は防水性のあるフロアーシールHQタイプで塗装し、衛生状態を保持
- 主材にシリカフロアー(アイボリー)を採用し、防水性・清掃性・美観を向上
- 160㎡を2日で完了する工程設計で、短工期を実現
使用製品・道具
- 製品:P-500プライマー 18kg ×1セット(下塗り)
- 製品:フロアーシールHQタイプ 10kg(アイボリー)×1セット(側溝内)
- 製品:シリカフロアー 14.7kg(アイボリー)[数量記載なし](主材)
- 道具:ポリッシャー/デッキブラシ/掃除機/ローラー/コテ/攪拌機 など
※ 実際の使用量や希釈率は製品の仕様に従ってください。
施工手順
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手順1:下地清掃・レイタンス(微粒子層)除去

粉塵・汚れ・レイタンスを除去し、付着性を高めます。 新設コンクリート表面に形成されるレイタンスは脆弱層のため、除去が必須です。専用ポリッシャーがない場合はデッキブラシでも可。除去後は粉塵を掃除機で徹底的に回収し、乾燥を確認します。
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手順2:プライマー塗布(P-500)

下地からのエア噴きを抑え、密着を向上。 新設床へのシリカフロアー施工時はP-500プライマー(別売)を下塗りとして均一に塗布します。気温・湿度に応じた可使時間を厳守し、所要量の目安を確認します。
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手順3:側溝(グレーチング)内部の塗装

防水性のあるフロアーシールHQタイプ(アイボリー)で側溝内を保護。 グレーチング(側溝)内部を塗装することで、常に衛生的な状態を維持しやすくなります。
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手順4:主材(中塗り)シリカフロアーの塗り付け

コテ塗りで膜厚を確保し、平滑で強靭な層を形成。 攪拌後、コテ(またはローラー併用)でムラなく塗り付けます。硬化後に膜厚・平滑性を点検します。
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手順5:トップコート(必要に応じて)
耐摩耗・防塵・美観を付与(仕様に応じて実施)。 仕様に応じてトップコートを採用する場合は、規定の希釈・塗布量を守り、所定の養生時間を確保します。
施工後のチェック
- 膜厚・色ムラ・ピンホールの有無を確認
- 歩行・台車・車両進入の可否(養生時間)を明記
- 清掃方法・メンテナンスの案内(中性洗剤・定期洗浄など)
安全上の注意
- 換気の確保、保護具(手袋・保護眼鏡・マスク等)の着用
- 可使時間・硬化時間の遵守、火気厳禁の表示
- 製品の安全データシート(SDS)を事前確認
まとめ
レイタンスを確実に除去し、P-500プライマーで密着を高めたうえでシリカフロアーを施工。防水性と清掃性が向上し、食品工場に求められる衛生的な床環境を実現しました。側溝内部も防水塗装により衛生性を維持できます。